再開していきます。


 

久々の投稿となります。

多忙のためお休みしておりましたが、本日より徐々に投稿開始していきます。

コロナ禍の中で、世界中が様々なことを考えている中、必然的に様々考えさせられている毎日です。そのあたり含め発信していきたいと思った次第です。

感染や経済的な打撃によって変化を迫られてきたのがこれまでで、飲食店のテイクアウト対応のように短期的には「変化に対応する」というのが今までの形であったと思います。この変化がもしこれから数年続いた場合、表面的対応ではもたない、本質が問われることになるであろうと思われます。

コロナの影響の早かった飲食店においては、すでにその結果があらわれているように見えます。建築は時間がかかるが故に、本当の影響はこれから長い時間をかけて徐々にでてくるように思います。

建築学科の学生の頃、建築は単体ではなく都市の一部として、社会の一部として考えるものだと習って、いたく感銘したけれど、単体として素晴らしい建築をつくることを求めるばかりな現実(建築を都市の一部、社会の一部として考えている設計者も当然いるのだけれど結果として)を見てきました。

これからはきっと、制度の根本から設計しなおさなければならない、法律を単に変えるだけではなく、地域によって血の通った制度を作る方向性に向かうのだと思う。単体で素晴らしい建築のみを作ることはいいことだけれど、それだけではよりエゴに映る時代がやってくる。すべてを根本から本質的に考える時代がやってくる。

大変になる未来が想定できるのに、なぜかワクワクする。
これからの厳しい時代を楽しんで行くのが私のテーマです。

それでは、また近いうちに。