なにかが変わるかも知れない夏至の日
今日は夏至です。
1年で最も日の出から日没までの時間が長い日のため、太陽の光をたっぷり浴びるとエネルギーが湧き出てくる、ような気がする、そんな日です。
今年は、372年ぶりの夏至の日食だそうで、地域差がありますが日本では16時ごろから18時ころにかけて、部分日食が見られます。海外では金環日食が起こるようで、つまりは稀有なことが起きる日なのです。
(※日食になると空を見てしまいがちですが、直接太陽を見る行為は日食であっても大変危険なので、絶対に見ないようにするか、日食グラスを購入して見るかにしましょう。)
以前はまったく気にもしなかったことですが、最近はこのような自然の流れや変化を強く意識するようになりました。
伝統的な日本家屋はこの自然に溶け込むような、そんなつくりです。一方、特に戦後から大量生産されてきた日本の住宅は外部と閉じていく西洋的なつくりに変化していき、近年では高気密・高断熱住宅に昇華した感があります。両方素晴らしいのですが、本当の意味で快適な住宅はその両者の「開くこと」「閉じること」の間に浮遊しているのだろうと考えています。